グースバンプス モンスターと秘密の書
原題/Goosebumps
公開/2015
久しぶりに夢のようなファンタジーに出会ったので紹介したい。
その名も“グースバンプス”!
何度も言いたくなる響きの良いタイトルだ。
ジャック・ブラックのコミカルな演技、オデイア・ラッシュのみずみずしさ溢れるかわいさだけでも見る価値充分。ディラン・ミネットは市原隼人似。
中でもオデイア・ラッシュは本当にかわいい。イスラエル出身とあって堀が深く、大人っぽい美人といった顔立ちだがどこか幼げな表情から繰り出される笑顔には思わず悶えてしまう。
マディソン・ウルフと並び、今お気に入りの若手女優だ。
↑オデイア・ラッシュちゃん。美しい。
↑マディソン・ウルフちゃん。彼女の主演作ものちほど...
なんとも安定した爆笑演技
↑ディラン・ミネット(市原隼人似)
さて、本作の原作、グースバンプスは実際に発売されているベストセラーホラートリロジーである。
ジャック・ブラック演じるホラー作家R.L.スタインは実際の原作者である。
そしてスタイン本人も終盤に出演している。
本作はそんな彼が書いた小説の怪物たちが現実に現れてさあ大変、というシンプルなストーリーである。
出てくる怪物たちは挙げれば枚挙に暇がないが、たとえば
雪男とか
狼男とか
巨大カマキリとか
中でも僕のお気に入りは
これ。小人。こいつら巧みなチームワークで人間をものともしない。おまけに陶器でできてるけどバラバラになっても再生する。
このちょこまか動く感じ、グレムリンを彷彿とさせてお気に入りです。
敵の中でもリーダー格なのが腹話術人形のスラッピー。
結構よく見る腹話術人形だよね。
アメリカではオーソドックスなのか?
「デッドサイレンス」にも出てきた気がするし。
こいつは本に閉じ込められていたことを心底憎んでおり、怪物たちを従えてスタインを亡き者にしようと目論む。
町を救うため、主人公たちはスタインに、怪物たちが本に閉じ込められる新しい本を書かせることにするが...
本作のCGはかなり気合いが入っており、視覚的にも退屈させない。一難去ってまた一難。次々と襲いくる怪物たちのおかげで物語は非常にスピーディーに展開する。
一応ホラーファンタジーということになっているが、ホラー表現もほとんどなく、老若男女誰でも楽しめる作品となっている。
上記以外にもゾンビ、食人植物、エイリアン、ミイラ、透明人間、スライムなどとにかく出し惜しみなしのラインナップ。
今年のハロウィンはこの作品を選んでみては?
恋人と見るもよし、1人で見るもよし、子どもに見せるのも超おすすめ。
絶対に退屈させないことを約束しよう。
グロ ☆☆☆☆☆なし!
笑い★★★★★抱腹絶倒コメディ!
泣き★★☆☆☆ホロリとくる青春物
総合評価/84点
おまけ
動く彼女はもっとかわいい。